ライブ ランキング 掲示板 チャンネル
YouTube

【最強クラス】台風10号は29日朝に鹿児島県薩摩川内市に上陸 このあと西日本でも線状降水帯が発生か

強い台風10号は29日朝、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸しました。近畿や四国にも暖かく湿った空気が流れ込み、雨が降っています。  最新の予想進路では、近畿地方には31日土曜日に接近し、9月2日月曜日まで影響が続く見込みです。中心気圧は、935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルと非常に強い勢力を保っています。  記録的な大雨の恐れもあり、気象庁は「最大級の警戒が必要」としています。  気象台によりますと、徳島県は、愛媛県、高知県とともに、30日夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるということです。台風の位置から離れていても、雨が強まっている地域もあり、気象台は土砂災害や暴風への厳重な警戒を呼びかけています。  また29日午前9時頃、徳島県牟岐町に高齢者避難所情報が発令されました。  交通機関にも影響が出始めています。  関西エアポートによりますと、空の便は29日午前8時現在、伊丹空港から鹿児島や宮崎、福岡など九州方面の路線を中心に、発着あわせて131便が欠航。関空発着でも、国際線をあわせて12の旅客便が欠航となっています。