ドル円FXリアルトレード実況します。
FOMC政策金利発表を明日深夜に控え、思惑が渦巻くドル円相場。利下げが開始されることは確定的となっている中、その利下げ幅が０.２５％となるのか、０.５％なのか、市場の意見は二分されております。CMEのFedWatchツールでは現在、０.５％利下げ予想が優勢（約７割）となっていますが、明日までどちらに転んでもおかしくないという状況が続くことが予想され、明日に向けたポジション調整や様々な駆け引きが行われることでしょう。
本日は２１：３０に米小売売上高が発表されます。思い起こせば先月の小売売上高は、予想に反し強いデータが発表され、ドル円は直後に約２円急騰しました。（しかしそこが高値となり、一か月でドル円は約９円ほど下落しました・・・）今回はFOMCを翌日に控えているということで、どのような値動きが発生するのか予想することは難しいですが、重要指標であることは間違いなく、最大限の警戒感を持って値動きを注視したいと思います！
今週は明日のFOMC政策金利発表に続き、木曜日にイギリス、トルコの政策金利発表や金曜日の日銀政策金利発表、植田総裁会見など、中央銀行絡みのスペシャルイベントが目白押しとなっており、激しい一週間となることは間違いないでしょう。長きに渡った引き締め政策に終わりを告げ、アメリカの利下げが始まるであろう今月の値動きは、今後のドル円相場にとっても大きな意味を持ちそうです。
そしてテクニカル的な観点からも、現在は今年の上昇分をすべて打ち消した「年足陰線」状態、昨年末の１４０円程度の安値をなんとか守っているという状況で、中長期に非常に重要なポイントであると考えられます。今週更新される様々なファンダメンタルズを材料に、ドル円相場はどちらに決着していくのか？個人、大口投資家に関わらず大きなポジションが動く、スリリングな展開となることでしょう。なにが起こるか分かりません！まずは生き残りましょう。そして笑顔で、来週をお会いできますこと、心よりお祈り申し上げます。
今日のスケジュール
21:30 米小売売上高、カナダ消費者物価指数
22:15 米鉱工業生産
23:00 米企業在庫、NAHB住宅市場指数、ローガンダラス連銀総裁発言（投票権なし）
26:00 米２０年債入札
など
今週のスケジュール
9/16 日本休場、NY連銀製造業指数など
9/17 米小売売上高、鉱工業生産など
9/18 FOMC政策金利発表、パウエル議長会見など
9/19 英政策金利発表、米新規失業保険申請件数、トルコ政策金利発表など
9/20 日銀政策金利発表、植田総裁会見、日本CPIなど
今週は中央銀行ウィーク！ついに利下げが始まることが確実視されているFOMC政策金利発表や、植田総裁の会見にも注目が集まる日銀会合など、ドル円相場へ甚大な影響を及ぼすであろうイベントが並んでおり、非常に激しい値動きが予想されます。僕はどうなるか分かりませんが、皆さんは生き残ってください。
夏時間は、基本的に毎日２０時からライブ配信予定です。
FXファイター尾崎のチャンネル
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