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北朝鮮は今、国家存続の危機に瀕しているのでしょうか？
🔥 ロシアとの報酬トラブル
2024年12月10日、韓国メディアはロシアが北朝鮮への約束された報酬のわずか2割しか支払っていないと報じました。これは単なる金銭トラブルではなく、北朝鮮が体制維持のために行なった危険な国家戦略の前提条件を揺るがす事態です。ロシアへの怒りと失望が、体制内部で渦巻いています。
👉 危険な決断の背景
国際社会からの厳しい経済制裁に苦しむ北朝鮮にとって、ロシアとの関係強化は唯一の希望でした。2024年6月19日、プーチン大統領の訪朝で締結された「包括的戦略パートナーシップ条約」は事実上の軍事同盟と見なされ、北朝鮮は「最後の切り札」である特殊部隊「暴風軍団」約1万2000人をロシアへ派遣。兵士1人あたり月額約30万円、年間約792億円もの外貨収入を見込んでいました。
📌 想像を超える損失と裏切り
しかし、ロシアからの報酬は約束通り支払われず、さらに衝撃的なのは人的損失です。2025年4月30日の韓国国家情報院の報告によると、派遣された兵士のうち約600人が死亡、負傷者を含む死傷者は約4700人に達しました。これは派遣兵力の4割近くに相当し、北朝鮮の期待を大きく裏切る結果となりました。
📝 体制を揺るがす「思想汚染」と経済危機
金正恩政権が最も恐れているのは、ロシアで「外の世界」を知った兵士たちの思想変化です。インターネットに触れ、自由な情報にアクセスした兵士たちが帰還すれば、体制の正当性が揺らぐ可能性があります。また、ロシアからの報酬不払いにより、北朝鮮経済は深刻な食料危機に直面。米価格の急騰や通貨の暴落が起きており、国民の不満は募るばかりです。若い兵士たちの犠牲と引き換えに何も得られない現実は、北朝鮮体制への信頼を根底から揺るがしています。
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