天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが12日、戦後80年の節目に長崎市の平和公園を訪れ「原爆落下中心地碑」に供花されました。
12日午後3時半ごろ天皇皇后両陛下と愛子さまは、長崎市内の平和公園に到着されました。
ご一家は「原爆落下中心地碑」に向かって静かに進まれます。
長崎に原子爆弾が落とされたのは1945年8月9日の午前11時2分で、ことし被爆から80年の節目を迎えました。
原爆落下中心地に設置された「原爆殉難者名奉安所」には20万1942人の原爆死没者の名前が記された名簿が奉安されています。
両陛下と愛子さまが白いテッポウユリとトルコギキョウ、デンファレの花を慰霊碑の前に供えられます。
ご一家は「原爆落下中心地碑」に深く頭を下げられました。
両陛下が即位後長崎を訪問されるのは初めてです。両陛下おそろいで平和公園を訪れるのは1996年以来で、当時は「平和祈念像」の前で供花されました。その後、平和公園が整備されたため、天皇陛下がおひとりで2009年に訪れた際は「原爆落下中心地碑」に供花されています。
また愛子さまは、被爆地・広島には中学3年生のときに修学旅行で訪れていますが、長崎を訪問されるのは初めてとなります。
両陛下が戦没者の慰霊に愛子さまを伴われるのは、6月の沖縄訪問以来、2度目となります。
ご一家はこのあと、長崎原爆資料館を訪れ展示を視察した後、100歳を超える高齢者を含む被爆者や、被爆の経験を語り継ぐ20代の語り部と懇談に臨まれます。
2日目の13日午前には、ご一家は「恵の丘 長崎原爆ホーム」を訪れ、入居している80代から90代の被爆者と懇談される予定です。
愛子さまはこの後、お一人で帰京されます。
両陛下は、長崎県に残り13日午後と14日は国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席するほか展示などをご覧になる予定です。
戦後80年の今年、天皇皇后両陛下は硫黄島、沖縄、広島を訪れそれぞれ戦争犠牲者を慰霊されてきました。
また公式訪問したモンゴルでは戦後モンゴルで死亡した日本人抑留者の慰霊碑を訪れ天皇皇后として初めて慰霊を行われました。
さらに先月行われた全国戦没者追悼式で天皇陛下は、お言葉の中に「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」という新たな文言を加え、過去の記憶を次の世代へ伝える大切さを強調されています。
この長崎訪問で、両陛下は戦後80年の節目に国内各地を巡る「慰霊の旅」を締めくくられることになります。
◇日本テレビ報道局のSNS
X(旧Twitter)https://twitter.com/news24ntv
TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news
Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24
Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja
◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/
◇メンバーシップ「日テレNEWSクラブ」始まりました
月額290円で所属歴に応じ色が変化しステータスアップしていくバッジ特典や、ライブ配信のチャットで使えるスタンプなどの基本機能が特典となります!!
https://www.youtube.com/channel/UCuTAXTexrhetbOe3zgskJBQ/join
#皇室 #天皇皇后両陛下 #愛子さま #長崎 #日テレ #ニュース