※将棋を愛する皆様のための、今宵の一曲はこちら
歳も場所も違うけれど
夜の真ん中で 心を合わせよう
駒の光に 少しのしずく
笑いも ため息も 一つの夜に溶ける
深酒も 酔いどれも混ざって
一つ一つの言葉が 心に残る
それぞれの 人生が あっただろう
でも将棋で つながったことを 忘れない
明日もまた ここで語ろう
小さな小さな 絆を大事に
歳も場所も 違うけれど また集まろう
【第84期順位戦C級2組】藤森哲也五段 vs 山川泰熙四段
主催:毎日新聞社、朝日新聞社、日本将棋連盟
協賛:大和証券グループ
【持ち時間】各6時間
【タイムスケジュール】
15時30分頃 配信開始
10時00分 対局開始
12時00分 昼食休憩
12時40分 対局再開
18時00分 夕休憩
18時40分 対局再開
終局まで (終局は 23時を予想)
山川 泰熙(やまかわ たいき、1998年7月31日- )宮城県仙台市出身。広瀬章人九段門下。2017年3月 市川中学校・高等学校卒業。2010年9月、奨励会入会(6級)。第62回三段リーグ(2017年度 後期)より三段リーグに参加。第74回三段リーグ(2023年度 後期、参加13期目)を14勝4敗で成績1位とし、四段昇段(2024年4月1日付)となりプロ入りを決める。得意戦法は角換わり。広瀬章人九段門下として初の棋士。三段リーグ突破の1年前からは永瀬拓矢九段の研究会に参加。永瀬の将棋に臨む姿勢に「トップ棋士でもこれだけ努力しているなら、自分ももっと頑張らないといけない」と感じたことが力になった。趣味は食べることで、「マーボー豆腐」をラー油から作ったこともある。
ぬいぐるみを集めることも趣味である。特に好きなのはドオー。山川が師匠の広瀬九段と出会ったのは、広瀬が初タイトル「王位」を奪取する直前の2010年頃。広瀬の研究拠点の将棋道場「蒲田将棋クラブ」に山川も通っており、広瀬の指導対局も受けた経験から、道場席主を介し広瀬に「弟子にしてほしい」と願い出た。山川の素質を感じていたが、当時22歳の広瀬としても弟子にするかを悩み、広瀬の師匠の勝浦修九段、兄弟子の森内俊之九段や野月浩貴八段にも相談し「よい機会だから」と勧められ、山川を弟子にした。広瀬は山川に「三段までは自力で上がって来い」として、山川が広瀬からの指導を受けるようになったのは三段になってから。三段リーグ最終節のひとつ前の節で連敗した山川に、広瀬は「これが最後の壁。乗り越えられないようではプロになっても苦しい」と発破を掛けたという