日本航空123便ジャンボ機墜落事故から39年。伊丹空港で起きたJA8119のボーイング社による修理ミスが圧力隔壁の破壊につながり、垂直尾翼などを吹き飛ばして操縦不能になった期待が御巣鷹の尾根に落ちたとする運輸省事故調査委員会の出した報告書への疑問を解消する竺川航大氏の研究が腑に落ちた私は、羽田空港にある日本航空安全啓発センターを訪れました。現場から回収された圧力隔壁の残骸に、報告書にある2〜3平方メートルの穴は見当たらず、竺川説が取るボーイング社の利害と、与圧レベルが高すぎたという日本航空の運用の問題点をさらに強く感じることになりました。
一方、元日本航空客室乗務員の青山透子氏が毎年のように事故調報告書とは異なる見解を示し、それを信じる人たちが日米政府の陰謀について論じているのを私は苦々しくみていました。今年に入り、末期がんで余命宣告された森永卓郎氏が『書いてはいけない』などで123便事故について青山説に基づく主張をされています。今日買ってきた『誰も描かない「真実」 日本航空123便はなぜ墜落したのか』には、私の想像を大きく超える物語が記されていました。それはまさしくフィクションの世界でした。
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